塗装で鉄を「サビから守る」

鉄は水分や空気と触れる(酸化する)ことでサビが発生します。
特に湿度が高くなる季節や場所ではサビが発生しやすくなります。
またキズや表面塗装膜の劣化などで鉄の生地がむき出しになると更にサビが進行します。
鉄をサビから守る為には塗装して表面を保護することが最善の解決策です。






こうなる前にサビ対策

 

なぜ「サビ止め塗料」を塗るの?


どんな塗装でも多少はさびの進行を妨げることはできますが、
塗料の塗膜が水や空気を通すので、サビを完全に抑える事はできません。
サビを抑えるために欠かせないのが、サビ止め塗料です。
サビ止め塗料はサビを抑える効果がある顔料や樹脂が配合されており、
上塗り塗装だけでは防げないサビの原因から鉄を守る必須アイテムです。

 

 

 



実際のサビ止め塗装写真


適切な塗料と適切な塗り方で「サビを防ぐ」


ただ塗装するだけではなく、 適切な下地処理を行い、 下地の状態・塗装する場所によって 適切なサビ止塗料と 上塗り塗料を選択しなければ、 その効果を十分に発揮できません。
せっかく塗装をするなら 「時間と手間をしっかり掛けて」 塗装する事で長期間 住まいの鉄製品をサビを 防ぐことが出来るのです。

 

 


塗装方法「鉄製フェンス」

 

鉄製フェンス、befor+After

 

 

 

 

1.下地の調整

 

汚れの除去

汚れの除去

泥・コケ・藻などの表面の汚れは、タワシやデッキブラシなどで落とし、水洗いした場合は、布(ウエス)で拭き取るなどして充分に乾燥させます。

 

古い塗膜、サビの除去

古い塗膜・サビの除去

古い塗膜がはがれかけていたり、サビが発生している所は皮スキかワイヤーブラシで落とします。塗膜・サビを落とした後の粉を布(ウエス)で拭き取ります。
広範囲に塗装のはがれ、サビが発生しているときは、ディスクサンダーが便利です



 

下地の鉄が見えるほどしっかり落とします。

POINT

 

塗装前の下地の調整が
塗装成功の大きなポイントです。

下地の状態をしっかり見極め、適切な処理を行いましょう!

 

 

2.養生(マスキング)

 

汚れないようにマスキングテープ(養生)でしっかり周りを保護しましょう

周りが汚れないように

塗ってはいけない部分や境目をマスキングテープやポリマスカーでカバーします。塗料が落ちたりハネたりしますので床面にポリマスカー・ポリシート・新聞紙を広範囲に敷き詰めておきます。

 

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3.塗料をかき混ぜる

 

塗料をかき混ぜましょう
塗料は、そのまま使うと顔料が塗料の底に沈んでいますので、使用前に充分かき混ぜます。
缶を開ける前に、
缶を逆さにしてゆすり、開けてから
そこまで十分にかき混ぜます。

塗料をうすめる

塗料の粘度が上り、ネバネバして塗りにくい時には、水性なら水、油性ならペイントうすめ液を、塗料に対し、5%ぐらいまで加え、よくかき混ぜてから使います。

塗料の薄めすぎは塗料不良の原因となりますので、ご注意ください。

 

 

4.サビ止め(下塗り)を塗る

サビ止め塗料を充分に丁寧に塗る事が耐久力UPの必須条件です。

 

さび止め(下塗り)を塗る
サビを落とした部分にサビ止め塗料を塗ります。サビがひどい部分は防サビ効果を高める為に、2回塗り重ねる事をオススメします。
入り組んだ部分、
凸凹の多い部分は
スプレー塗装が便利です。

スプレーはミストが飛散しますので、広範囲のマスキングが必要です。

POINT

充分乾燥させてから
上塗り塗料を塗りましょう。

塗り重ねの間隔は各塗料・気温によって異なりますので
表記を確認の上、充分な間隔をとって上塗りを行いましょう。

 

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5.上塗り塗料を塗る

 

上塗り塗料を塗る

細かい部分は刷毛で塗装

塗る塗料にあった種類、塗る部分にあったサイズの刷毛を選びましょう。

POINT

正しい刷毛の使い方

その1:もみほぐす

その1

新しい刷毛を使用する前には良く揉みほぐし、抜け掛かった毛を取り除きます。

 

その2:
鉛筆にぎり

その2

鉛筆を持つように柄の中心よりやや上を持ち、軽く握り、ひじや手首にあまり力を入れずに動かします 。

 

その3:塗料を含ませる

その3

毛先の3分の2くらいまでムラなく塗料を含ませ、容器のフチで充分に塗料をしごき余分な塗料を落とします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

刷毛が入りくい部分は隙間用ベンダーで塗装

刷毛が入りにくい
狭い部分は
スキマ用ベンダーで塗装

広い平面や網目はローラーで塗装

広い平面や網目は
ローラーで塗装

塗る部分にあったサイズのローラーを選びましょう。
※スモールローラー/中毛4インチを使用

塗膜のはがれ・サビが目立ちはじめる前に
3〜5年 間隔 で メンテナンス しましょう !

 

 

 

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